このブログについて:お金がないことへの3種類の対処法

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はじめまして。このブログの書き手である、あずみといいます。
東京都のNPOで働いていますが、貧困問題について強い関心があり、
こちらのブログを始めることにしました。

 

私自身、貧困と切っても切れない関係にあり、
正社員経験は1年しかなく、年収は常に200万円台。
将来受け取れる年金額は10万円以下になる見通しです。

 

そんな私ですが、一つ自慢できることがあります。
それは、手取り10万円台ですが、毎月8万円をコンスタントにためていることです。

 

毎月8万円をため続けると、1年間で約100万円。
30年間それを続けると、老後資金は3000万円。
一般的な老後に必要といわれる金額を、まかなえる計算になります。

 

ただ、決して爪に火を点すようなカツカツの生活をしているわけではなく、
質素ではありますが、結構楽しく、豊かに暮らしています^^。

 

このブログでは、そのノウハウを公開するとともに、
未来の生き方と豊かさについて考えていこうと思います。

 


 

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今後書き進めていくにあたり、
このブログの位置づけと方向性についてご紹介します。

 

貧困対策の文章(お金がないことへの対処法を含む)は、大体以下の3つの方向性に分かれています。

1.お金がないことに対し、お金がない人を生み出す社会を変えることで解決を試みようとするもの

こちらのタイプの文章は、枚挙にいとまがないですが、古くは雨宮処凛氏の『生きさせろ!』などがそれに当たります。(特に若者に)お金がないのは社会が悪い、もっと必要な人に十分にお金が回る社会にするべきだ、という論調です。

 

2.お金がないことに対し、本人の心持を変えることで対処しようとするもの

こちらの書籍もたくさん出ています。

最近で有名なのは、pha氏の『持たない幸福論』などでしょうか…?お金がなくてもほしがる気持ちをコントロールすれば、結構豊かに暮らしていける、という論調です。

 

3.お金がないことに対し、やりくり等個人の活動を工夫して何とかしていこうとするもの

このカテゴリーに属する論調は、収入が低くても、人と会ったり、節約をしたりすることで、そこそこ豊かに楽しく暮らしていくことを目指します。
私も、古くはこちらの本で勉強しました >>『誰も教えてくれないお金の話』

 

このブログは、基本的に↑こちらの「3」のスタンスで記事を書いています。


これは、私が、社会を変えるのは時間がかかるし、心持を変えるのは限界があると感じているためです。
できるだけ即効性のある方法で、できるだけ確実にできて、継続もできそうな情報を届けていきたい。

なので、できる限り個人か少人数でできる範囲の工夫で、心持を工夫するよりも、手元のお金を最大化できる方法を選んで紹介していきます。

 

ただし、社会を変える視点や、心持を変える方法を大切にしないわけではありません。
それぞれの視点は、お金をかけずに豊かにするための重要な要素だと考えていますので、それぞれの方法を織り交ぜながら、お金がなくても豊かに暮らすための方法について考えていけたらと思っています。

 

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。